女性の転職と結婚・出産のマイナス点

男性に比べ、女性の転職が不利になる最大のポイントは、結婚や出産についてです。転職において、男性と女性では女性の方が不利である、とはおおむねいえなくなってきてはいます。しかし、中途採用者への評価が厳しい会社は存在します。人件費をかけて仕事を覚えてこれから・・・というときに結婚、出産で退職されては、会社もつらいものがあります。

そのため、２０代半ばから後半にかけて、結婚適齢期といわれる年齢の転職の場合には、特に「雇ったはいいが、直ぐ結婚などでやめられるのではないか？」と思われることが多いようです。そのため、採用する側としては、同じような条件の女性と男性とが居た場合、
女性が雇ってもらえないということになってしまうこともあるでしょう。

また、子供がいると、子供に関する行事や病気などで遅刻や早退などが増えてしまうのということも考えられます。
育児は夫婦で協力しあうというのは当然ですが、まだまだ一般的には、「子どもが病気なので、休ませてください」と言って休みを取りがちなのは、女性の方になってしまいますよね。

配偶者の理解を既に得ていて「私の家庭では夫の理解もあり協力もしてもらえるので､仕事を第一とします」と、言ったとしても、前任者の女性が出産・子育てなどの理由で退社したり、早退や遅刻が多いなどの勤務態度だったりすると、やはりイメージが悪くなってしまいます。女性が転職する場合は、このような問題について、よく考えた上で、慎重に決断したいものです。

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